こんな疑問に答えます
エッセンシャル思考は、グレッグ・マキューン氏が執筆し、2014年11月17日に発行されたビジネス書になっています。
2014年の『NYタイムズ』『WSJ』ビジネスベストセラーになり、2015年には、『ビジネス書大賞』書店賞を受賞し、メンタリストDaiGoさんも絶賛する書籍です。
本記事を読むとことで、エッセンシャル思考とはどのようなものか、エッセンシャル思考の要約が理解できます。
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エッセンシャル思考の基本情報
書籍名 | エッセンシャル思考 |
著者 | エリック・マキューン氏 |
訳者 | 高橋璃子 |
発行所 | かんき出版 |
出版年 | 2014年11月17日 |
世界の経営者や実業家も絶賛し、推薦している書籍です。
僕は何でもかんでもやりたい性分なのだが、この本には揺さぶられた。人生がより良くなった。仕事を減らしたい人はもちろん、仕事の質を上げたい人もぜひ読むべきだ。
クリス・ギレボー(『1万円起業』著書)
すぐれたデザインは、複雑で無駄に満ちた世界を、シンプルで有意義な世界に変えてくれる。製品のデザインだけではなく、生き方のデザインも同じだ。本書は生き方をデザインするための極上のガイドである。
ティム・ブラウン(IDEO社CEO)
成功する起業家は、正しいタイミングで正しいプロジェクトに正しく「イエス」と言う。そのためには、正しくないことすべてに「ノー」と言うことが必要だ。この本は、自分にとっての最重要事項を見定め、最高の結果を出すための簡潔かつ雄弁なアドバイスである。
レイド・ホフマン(LinkedIn共同創業者)
エッセンシャル思考はどんな方向けの本か?
具体的に以下の悩みを持たれているビジネスマンにエッセンシャル思考を読む価値があります。
こんな方におすすめ
- 職場の上司から仕事の依頼に対してノーと断れず困っている人
- 仕事が原因で家庭生活が疎かになっている人
- やりたいことが多すぎて、散漫になっている人
- 上司に頼まれたことを考えず何となくやっている人
- 部下をうまく引っ張っていけず、悩んでいるリーダー
- いつも周囲に流されてしまい、自分自身の選択ができず、悩んでいる人
など、
無駄な仕事を断れず、仕方なく引き受けてしまっているビジネスマン向けに本書は、解決する方法をいくつも提示してくれています。
エッセンシャル思考の要約
本書は、Part1~Part4で構成されており、『Part1』では、エッセンシャル思考の考え方を紹介し、続く『Part2 ~ Part4』では、エッセンシャル思考を形成するための仕組み化について、紹介しています。
そもそもエッセンシャル思考とは?
エッセンシャル思考とは、やるべきことを正確に選び、それをスムーズにやり遂げるための効果的な仕組み作り。大事なものを知り、不要なものは捨て、決めたことはズムーズに進めることを目的としています。
つまり、エッセンシャル思考は、本質的にやるべきことを正確に選び、それをスムーズにやり遂げるための効果的な仕組み作りを形成するためのマインドセットです。
本質的にやるべきことを正確に選べることで、自分の時間とエネルギーをより効率的に配分することができ、重要な仕事で最大の成果をあげるのが、エッセンシャル思考の狙いです。
エッセンシャル思考の人と非エッセンシャル思考の人との違い
(エッセンシャル思考:P.23)
非エッセンシャル思考の人は重要ではないことに対してもエネルギーを使うため、どの方向にも少しずつしか進みません。
上記の画像では、左の非エッセンシャル思考の人は、使うエネルギーが散漫しているのに対し、右のエッセンシャル思考においては、1つのことに集中してエネルギーを使うことができます。
つまり、エッセンシャル思考の人は、エネルギーの使いどころを必要最小限にしているので、一番重要なものごとにおいて、最大の成果を上げることができるのです。
(エッセンシャル思考:P.25)
非エッセンシャル思考の人と比べ、エッセンシャル思考の人は『考え方』『行動』『結果』の観点からも、大きな差がああります。
非エッセンシャル思考
- 「考え方」 → みんな・すべて
- 「行動」 → やることをでたらめに増やす
- 「結果」 → 無力感
エッセンシャル思考
- 「考え方」 → より少なく、しかしより良く
- 「行動」 → やることを計画的に減らす
- 「結果」 → 充実感
エッセンシャル思考を身につけるための方法
エッセンシャル思考を身につけるためには、まず何が必要で不要かを区別する必要があります。
本書では、例えて言うなら服を片付けないで放っておいているクローゼット状態です。
必要なもの不要な服が区別ができないで、とりあえず散乱している状態ですね。
そして、とりあえずクローゼットの中の服をキレイにしたところで、整理する方法を確立しない限り、同じことを繰り返します。
なので、必要、不要なものをまずは区別しそれを整理する方法を確立する必要があります。
本書では、クローゼットの整理方法には「評価する」「捨てる」「実行する」の3つと言われています。
評価する
例えば、「その服が大好きか?」「すごく似合うか?」と質問してみて、答えが「ノー」であるならば、それは不要。
捨てる
クローゼットの洋服を「いるもの」「いらないもの」に分けたときに「いらないもの」を今すぐ捨てる勇気があるか?を確認する。
もし確認して、「やっぱり、もったいない」と必要でもないのになかなか捨てる勇気がない時に、本書では、不要なものを捨てるテクニックを紹介している。
実行する
クローゼットをきれいに保つには、日頃から整理整頓して、きれいになる仕組みを日々の行動に入れて、未然に防ぐ方法が必要です。
つまり、いったんやるべきことを決めたら、それを無意識に実行できるように行動を仕組み化が重要になってきます。
この「評価する(大事なものを知る)」、「捨てる(不要なものを捨てる)」、「実行する(決めたことをスムーズにやり遂げる)」を仕組み化できる技術を、3つのPartに分け、具体的なテクニックをそれぞれ紹介しています。
エッセンシャル思考の仕組み化の3つの技術
エッセンシャル思考の仕組み化の3つの技術は以下です。
- Part2:見極める技術
- Part3:捨てる技術
- Part4:仕組み化の技術
Part2 見極める技術
Part2では、数ある選択肢の中から本質的なものを見極めるための技術を紹介しています。
エッセンシャル思考の人は、何かに手をつける前に、幅広い選択肢を慎重に検討しているのです。
Part2では、多数の瑣末(さまつ)なことの中から、少数の重要なことを見極めるために5つの技術を紹介しています。
- 第5章:孤独 - 考えるためのスペースをつくる
- 第6章:洞察 - 情報の本質をつかみとる
- 第7章:遊び - 内なる子供の声を聴く
- 第8章:睡眠 - 1時間の眠りが数時間分の成果を生む
- 第9章:選抜 - もっとも厳しい基準で決める
第5章:孤独 - 考えるためのスペースを作る(P.84)
エッセンシャル思考では、考える時間が必要であり、考える時間がなければ、イノベーションも成長も不可能と考えています。
そして、数ある選択肢の中から、少数の重要なことを見極めるためには、誰にも邪魔されない孤独な時間が必要です。
しかし、忙しい世の中で、誰にも邪魔されず、集中して考える時間を作り出すことは難しいので、以下が重要になってきます。
- 集中できる状況に自ら飛び込んでいくことが重要
- 考える時間を取り戻す
- 本を読む時間をつくる
第6章:洞察 - 情報の本質をつかみとる(P.96)
あらゆる事実には、本質が隠れていて、ポイントを見極める力が重要です。
つまり、要点に目を向ける訓練をすることで、これまで見えなかったものが見えてくる。
本書では、ジャーナリストのように情報の本質を見抜くための目を持つことが大切と言っています。
本質を見極めるための力
- 情報をフィルタリングする ⇨ 飛び込んでくる情報や選択肢をフィルタリングすることが重要。
- ジャーナリストの目を手に入れる ⇨ 「日記をつける」「現場を見る」「普通を知り、逸脱を探す」「問題を明確にする」
第7章:遊び - 内なる子供の声を聴く(P.108)
大人になって遊びはくだらない、という考えがありますが、エッセンシャル思考では、遊びも重要な要素の1つです。
なぜなら、遊ぶことで体が健康になり、人間関係が改善され、頭が良くなり、イノベーションが起こりやすくなる。
さらに、選択肢を広げたり、ストレスを軽減することから、エッセンシャル思考では遊ぶを重視しています。
第8章:睡眠 - 1時間の眠りが数時間分の成果を生む(P.118)
多数のどうでもいい選択肢のなかから、本当に重要なことを見分けるためには、優先順位をつけることが不可欠です。
エッセンシャル思考では、睡眠は、多数のどうでもいい選択肢のなかから、本質的な優先事項を見極めるのに重要です。
優秀な人ほどよく眠り、眠ることで創造的になり、仕事の効率を高めてくれます。
睡眠は、数あるどうでもいい選択肢の中から、本質を見抜くために重要です。
第9章:選抜 - もっとも厳しい基準で決める(P.132)
「これしかない」と思えることを、ひとつだけ見つけることが重要です。
つまり、絶対にイエスと言えないものは、すなわちノーであると言えます。
非エッセンシャル思考
- 何にでもイエスと言う
- 「みんながやっているから」やる
エッセンシャル思考
- 上位10%にだけイエスと言う
- 「まさに自分の求めていたことだから」やる
明確で厳しい条件があることで、誰でも不要な選択肢をシステマティックに却下し、重要な選択肢を選び取ることが可能になると、本書では言っています。
Part3 捨てる技術
本当に重要なことをやり遂げるために、不要なものごとを「捨てる」技術が必要です。
エッセンシャル思考では、「やらなくてもいいこと」をきっぱりと捨てる技術が必要です。
「やらなくてもいいこと」を捨てるテクニック
- 第10章:目標 - 最終形を明確にする
- 第11章:拒否 - 断固として上手に断る
- 第12章:キャンセル - 過去の損失を切り捨てる
- 第13章:編集 - 余剰を削り、本質を取り出す
- 第14章:線引き - 境界を決めると自由になれる
第10章:目標 - 最終形を明確にする(P.150)
例えば、会社で最終形を明確にするのは重要です。
なぜなら、会社の目的やメンバーの役割が明確でない場合、社員は混乱し、ストレスを抱え込んでしまうから。
そのために、目的を明確にし「本質目標」を決めることが重要です。
(エッセンシャル思考:P.156)
本質的な目標を見極めるために、マトリックスを使い、具体的かつ魅力的な戦略を見極める必要があります。
本質目標を正しく決めることで、その後のあらゆる判断は不要になります。
第11章:拒否 - 断固として上手に断る(P.162)
他人から何かをお願いされて、プレッシャーに負けないで、きっぱりと上手に断ることは、エッセンシャル思考では、必須のスキルです。
ただし、自分が本当に重要なことを明確にしていなければ、きっぱり断ることは難しいです。
本書では、具体的にきっぱりと上手に断る方法を紹介しています。
- 判断を関係性から切り離す
- 直接的ではない表現を使う
- トレードオフに目を向ける
- 誰もが何かを売り込んでいる
- 好印象よりも、敬意を手に入れる
- あいまいなイエスはただの迷惑
そして、断り方のレパートリーを増やすことも重要と言っており、断り方のレパートリーについては以下です。
- とりあえず黙る
- 代替案を出す
- 予定を確認して折り返します
- 自動返信メール
- どの仕事を後まわしにしますか?
- 冗談めかして断る
- 工程を使って否定する
- 別の人を紹介する
第12章:キャンセル - 過去の損失を切り捨てる(P.180)
非エッセンシャル思考の人は、何の意味もないとわかっているプロジェクトに、時間やお金を費やしてしまいます。
そして、1度始めてしまった以上、失敗を認めることができず、途中でやめることが難しくなるのです。
しかし、エッセンシャル思考の人は、勇敢に自分の過ちを認め、悪循環を抜け出すことができ、きっぱりと手放すことができます。
本書では、上手に手放すための具体的なテクニックを紹介しています。
- 持っていないふりをする
- 「もったいない」を克服する
- 失敗を認め、成功に向かう
- 靴に足を合わせる心理
- 第三者の意見を聞いてみる
- 現状維持バイアス
- ゼロベースで考える
- 流れで引き受けるのはやめよう
- 何かを言う前に、5秒待つ
- これをやめたら損をする?
- 逆プロトタイプ
第13章:編集 - 余剰を削り、本質を取り出す(P.194)
エッセンシャル思考は、不要なものや余分なものを容赦なく削り、本質を取り出す仕事です。
なぜなら、削らなければ本質は見えてこないからです。
本書では、編集には4つの原則があると紹介しており、編集の4原則を知っていることで、人生は今よりずっとクリアになります。
- 削減する
- 凝縮する
- 修正する
- 抑制する
エッセンシャル思考で生きるということは、削除と凝縮と修正を、日々の修正にすることだ。自然に生き方を編集しよう。
エッセンシャル思考(P.202)
第14章:線引き - 境界を決めると自由になる(P.204)
仕事とプライベートを線引きしないとプライベートにも侵食してきます。
そのため、一線を引き自分の時間を守り、他人からのよけいな干渉を防ぐ必要があります。
なぜなら、境界線を引くことで、本当の力が発揮されるだけではなく、自由も生むことができるからです。
エッセンシャル思考では、境界線を引き、他人からの干渉を防ぎます。
他人から自分の領域を守り一線を引く方法
- 他人の問題を横取りしない
- 境界線を引いて自由になる
- 自分の境界線がどこかを知る
- 難しい相手とは契約を結ぶ
Part4 仕組み化の技術
最後は、仕組み化の技術です。
仕組み化の技術では、いったんやるべきことを決めたら、それを無意識に実行できるように仕組み化が重要と言っています。
例えば、クローゼットをつねにきれいに保っておくためには、仕組み化が不可欠です。
きれいになるしくみを日々の行動に組み込んでおくことで、散らかることを未然に防ぎ、苦労して片付けなくて済むからです。
第4章では、この無意識にやる仕組み化のテクニックについて、紹介しています。
- 第15章:バッファ - 最悪の事態を想定する
- 第16章:削減 - 仕事を減らし、成果を増やす
- 第17章:前進 - 小さな一歩を積み重ねる
- 第18章:習慣 - 本質的な行動を無意識化する
- 第19章:集中 - 「今、何が重要か」を考える
- 第20章:未来 - エッセンシャル思考を生きる
- 最終章:エッセンシャル思考のリーダーシップ
第15章:バッファ - 最悪の事態を想定する(P.218)
エッセンシャル思考の人は、全てが思い通りに行かないことを知っているため、不測の事態のダメージををできるだけ緩和できるように、あらかじめバッファを組み込んでいる。
バッファを作る方法は以下です。
- 徹底的に準備する
- 見積もりは1.5倍で考える
- シナリオ・プランニングでリスクを軽減する
第16章:削減 - 仕事を減らし、成果を増やす(P.232)
非エッセンシャル思考の人は、場当たり的に問題に対処するため、仕事が増えていく一方になる。
それに対して、エッセンシャル思考の人は、本当に必要なところに1度だけメスを入れるので、仕事を減らすことができ、より多くを生み出すことができる。
非エッセンシャル思考の人は、どの努力が成果を生み、どの努力がそうではないかについて、注意を忘れてしまい、売り上げを伸ばすために営業人員を増やし、商品を良くするために開発者を増やしたりする。
しかしながら、エッセンシャル思考の場合は、人やお金を増やす代わりに、制約や障害を取り除くことを考える。
制約や障害を取り除く方法
- めざすことを明確にする
- ボトルネックを特定する
- 邪魔なものを取り除く
第17章:前進 - 小さな一歩を積み重ねる(P.242)
非エッセンシャル思考の人は、なんでも頑張ろうとしすぎる嫌いがあり、多くを求めて努力すれば、それだけ結果がついてくると思っています。
しかしながら、エッセンシャル思考の人は、もっと現実的で、なんでもいっぺんにやろうとせず、小さな成功を積み重ねます。
つまり、小さな改善を地道に繰り返すことが、大きな変化に繋がることを知っているのです。
地道な進歩を促進する方法として、以下です。
- 最小限の進歩を重ねる
- 「早く小さく」始める
- 進歩を目に見える形にする
第18章:習慣 - 本格的な行動を無意識化する(P.254)
非エッセンシャル思考の人は、いざとなったら本気を出そうと考えているため、土壇場になってから、無理やり全力で終わらせる。
しかしながら、エッセンシャル思考の人は、重要なことをやりとげるために、日頃からの習慣にする。
そして、習慣を正しく使えば、創造性やイノベーションを実現するためのエネルギーを与えてくれます。
そして、本書では、悪い癖を正しい習慣に変える方法を紹介しています。
- 行動を引き起こすトリガーを知る
- 新しいトリガーをつくる
- 難しいことから手をつける
- 曜日ごとにやることを変える
- 習慣づくりはひとつずつ
第19章:集中 -「今、何が重要か」を考える(P.268)
最高の力を発揮するためには、「今、この瞬間」だけを意識しなくてはならない。
なので、過去や未来のことを考えるたびに、目の前の大事なことが疎かになるという事実も忘れてはいけません。
そして、集中の対象をひとつに決めることが大切で、はっきりさせておく必要があります。
今この瞬間に集中するためのテクニックは、以下です。
- 「今、何が重要か」を考える
- 未来を頭の中に抱えない
- 優先順位をつける
- マインドフルネスを身につける
第20章:未来 - エッセンシャル思考を生きる(P.280)
本質的な目標のためによけいなものを削ぎ落とすことが必要です。
本質を生きる方法として、エッセンシャル思考の実践には、2つのアプローチがあります。
- 生活のあちこちに取り入れる方法。
- エッセンシャル思考を生きるという方法。
そして、自分の中心にエッセンシャル思考を据えおき、1つひとつの判断や行動がその核に蓄積し、非エッセンシャル思考をどんどん押しのけていきます。
(エッセンシャル思考:P.284)
(エッセンシャル思考:P.286)
エッセンシャル思考を真に身につけ、あらゆる場面でそれを身につけることができれば、世界はこれまでとは違って見えてくると本書では言っています。
そして、エッセンシャル思考を自分の血肉とし、本能のように使いこなしてくことが重要です。
最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
エッセンシャル思考はチームや会社の運営にとっても非常に重要です。
そして、エッセンシャル思考のチームを作ることが重要になってきます。なぜなら、チームのパフォーマンスは目的の明確さに大きく左右されるからです。
目的が明確であることで、チームのメンバーは想像以上の力を発揮してくれると本書で紹介をしています。
(エッセンシャル思考:P.296)
更に、チームを率いるリーダーはエッセンシャル思考をもつことが重要ですね。
なぜなら、エッセンシャル思考でないと、メンバーに過大な負担がかかり、パフォーマンスを停滞させてしまうからです。
具体的なエッセンシャル思考のリーダーは以下です。
- 人材の選別にこだわり抜く
- 目的が完全に明確になるまで話し合う
- メンバーの役割をあいまいにしない
- 正しい情報を正しい人に正しいタイミングで伝える
- 小さな進歩を重ねているかどうか、適切にチェックする
メンバーを統括するリーダーには、エッセンシャル思考を身につけることが大切ですね。
エッセンシャル思考を読んで実践し続けることが重要です
本書を、読み終えて得た知識を、仕事や生活の中で実践していくことが、重要です。
なぜなら、エッセンシャル思考を身につけることは、それなりに時間がかかると言われています。
しかし、一旦身につけてしまえば、その恩恵は一生ものです。
エッセンシャル思考を身につけて得られる恩恵は以下です。
迷わない
⇨エッセンシャル思考を得られることで、自分の本当にやるべきことがクリアに見えてきます。
流されない
⇨自信を持って立ち止まり、ゆっくりと考え、きっぱりとノーを言うことができ、他人に振りまわされたりされなくなる。
日々が楽しくなる
⇨人生がシンプルになり、日々の暮らしが充実し、今をもっと楽しめるようになる。
本書を読んで、実践し続けることが大切ですね!