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【クリック計測!】Googleタグマネージャーでクリックイベントを計測する方法

2021年7月22日

 

悩む人
悩む人
サイト内にあるボタンのどこがクリックされているのか知りたいです。Googleタグマネージャーを使うことでどこがクリックされているのか計測できるみたいだけど計測方法を知りたいです。

 

こんな悩みに答えます。

 

サイト運営しているとサイト内に置いたボタンのどこがクリックされたのか知りたいと思うことがあるのではないでしょうか?

 

僕もブログを運営していると、どこのボタンが一番クリックされているのか知れたらいいな〜と思うことがよくあります。

 

また、Web業界で、クライアントや上司に頼まれて置いたボタンが『どのくらいクリックされているのか知りたい』と言った声も聞きます。

 

そこで使えるのがGoogleタグマネージャーです。

 

Googleタグマネージャーは、Googleが提供している無料のツールでして、クリックイベントを使うことによって、どこのボタンがクリックされているのかを把握できます。

 

設定は、5分ほどでできてしまうので、GTMを使ってどこがクリックされているのか知りたい方は参考にしてみてください。

 

なお、Googleタグマネージャーの初期設定については、以下の記事をご参考ください。

 

関連記事
Googleタグマネージャーとは?WordPressで設置する方法【5分で完了】

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前置きが長くなりましたが、早速初めていきます。

 

クリックイベントの設定方法

 

早速、クリックイベントの計測方法を紹介していきます!図解を使って1つずつ順番に紹介します。

 

step
1
ワークスペースの「変数」をクリックし設定

 

まずは、Googleタグマネージャーを開き、ワークスペースから「変数」を選択し、ページ右上にある組み込み変数の「設定」をクリックします。

 

続いて、「クリック」の全ての項目にチェックを入れます。

 

 

  • Click Element:クリックされたタグの要素
  • Click Classes:クリックされたタグのクラス属性
  • Click ID:クリックされたタグのID属性
  • Click Target:クリックされたタグのTarget属性
  • Click URL:クリックされたタグのURL
  • Click Text:クリックされたタグのText

これで、変数の設定は完了になります。

 

step
2
ワークスペースの「トリガー」を選択し設定

次に、ワークスペースに戻り「トリガー」をクリックし、ページ右上の「新規」をクリックします。

 

 

以下赤ワクで囲った「トリガーの設定」をクリックし、トリガーのタイプを選択で「リンクのみ」を選びます。

 

 

 

 

「タグの配信を待つ」「一部のリンククリック」を選択し、トリガーの条件を設定します。

 

 

  • ①:「Page URL」を選択
  • ②:「等しい」を選択
  • ③:クリック前のURLを入れます
  • ④:「Click URL」を選択
  • ⑤:「含む」を選択
  • ⑥:クリックされた後のURLを入れます

 

URLはどのページからどのページにクリックされたのかを知るために、クリックが発生した時に発火する条件を決めます。

 

最後に、ページ左上のトリガー名を設定して「保存」をクリックして完了です。

 

ちなみに、トリガー名は、「クリック数」「クリックの数値」など分かりやすいテキストに設定しておきましょう。

 

step
3
タグの設定

続いて、タグの設定をします。

 

左横のメニューから「タグ」をクリックし、右上にあるタグの「新規」ボタンをクリックします。

 

 

以下の画面に切り替わりましたら、「トリガー」を選択し、先ほど作成したトリガーを選びます。

 

 

 

 

次に、タグの設定です。

 

タグタイプを選択で、「Googleアナリティクス:ユニバーサルアナリティクス」を選択します。

 

 

すると、各項目の設定が表示されるので、イベントトラッキングパラメータで必要な情報を入力していきます。

 

 

  • タグの種類:Google アナリティクス: ユニバーサル アナリティクス
  • トラッキングタイプ:イベント
  • カテゴリ:「〇〇ボタン」
  • アクション:{{Click URL}}
  • ラベル:{{Page URL}}
  • 非インタラクションヒット:真
  • このタグでオーバーライド設定を有効にする:チェックを入れる
  • トラッキングID:計測したいGoogle アナリティクスのIDを記入
    ※トラッキングIDはGoogle Analytics管理画面の「トラッキング情報 → トラッキングコード」から確認できます

 

最後に、タグ名を「〇〇ボタンクリック」など分かりやすいテキストにして終わりです。

 

step
4
プレビューで確認して公開!

 

ここまで設定できましたら、ワークペースのトップに戻り、プレビューモードで正しく発火されているか確認します。

 

確認できましたら、「公開」ボタンをクリックして完了です。

 

確認方法

 

設定が終わりましたら、測定できているかGoogleアナリティクスを使って確認してみましょう!

 

確認方法は、Googleアナリティクスの「行動イベント上位のイベント」から確認できます。

 

Googleタグマネージャーでクリックイベントを計測する方法:まとめ

 

Googleタグマネージャーを使うことで、Web内での細かい数値を知ることができます。

 

その中でも、ページ内に置いたボタンがどのくらい計測されているのかを知るのにクリックイベントを設定しておくと便利です。

 

数値を見てボタンがあまり押されていなければ、違う形のボタンに変えてみようといった施策も打てますね。

 

本記事を読み、Googleタグマネージャーのクリックイベントの設定方法がわかりましたら幸いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

  • この記事を書いた人

keiblog

当ブログは、『シンプルで見やすい記事を発信!』をモットーに「ブログ・WordPress」などWebに関する役立つ情報を発信していきます。【経歴】▶︎Webディレクター就職(歴9年)(コーディング・SEOが好きです!)▶︎ブログ開設

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