こんな悩みに答えます
本記事の内容
- SEO内部対策とは?必要な理由
- Google検索の「インデックス」の仕組み
- SEO内部対策テクニック10個
- SEO内部対策で役立つツール6つ
サイト(ブログ)を立ち上げて、SEO内部施策が大切と聞いたことがあるのではないでしょうか?
SEO内部対策をすることで、Googleから評価され検索結果の上位にきたり、良質なコンテンツであれば、被リンクを獲得するチャンスにもなります。
とはいえ、ブログ開設後は、「デザインのカスタマイズ」や「記事の書き方を学んだり」して、やることが多くSEOを学ぶ時間を確保するのが難しいのではないでしょうか。
そこで、本記事では、ブログSEO内部対策のポイントを簡単にまとめてみました。
本記事を読み、ブログ運営のSEO内部対策の一助になりましたら、幸いです。
それでは、早速始めていきます。
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SEO内部対策とは?必要な理由
SEO内部対策とは?必要な理由
SEO内部対策とは、Googleに正しい分かりやすい情報構造を伝え、ユーザーが使いやすい・理解しやすいサイトにする施策です。
後ほど具体的に詳しく解説していきますが、内部対策の具体的な施策に以下があります。
【検索エンジンに分かりやすい構造であること】
- 適切なページタイトル
- メタディスクリプションの設定
【内部のコンテンツが役に立つこと】
- ページ速度の改善
- モバイルフレンドリー化
また、内部対策の他に、外部リンクの施策もGoogleからの評価対象になります。
外部リンクは、別名「被リンク」とも言われ、自分のサイト・ブログが外サイト(他サイト)にリンクが貼られることです。
外部リンクもGoogleの評価を決める1つでして、SEOを考慮するのに大切な施策の1つです。
外部リンクを得るためにも、内部コンテンツの質が大切でして、それだけ満足してもらえるコンテンツであれば、外部リンク(被リンク)を得る可能性が出てきます。
とはいえ、ただ外部リンクを集められれば、Googleからの評価が上がるわけではないので、注意が必要です。
他サイトから外部リンク(被リンク)を貼ってもらうために、良質なコンテンツ(=ユーザーが満足できる)をサイトで提供し続ける必要があります。
そのために、まずは、内部コンテンツを高めていく施策が大切になっていきます。
Google検索の「インデックス」の仕組み
Google検索の「インデックス」の仕組み
Googleの検索順位を決める仕組みについて、解説します。
Googleからの検索順位の仕組みを理解しておくことで、作成したコンテンツがどのように評価されるのかが分かり、SEOの適切な対策ができます
Googleの検索順位の評価は、「①:クローラーの巡回」「②:ページのインデックス」「③:検索結果の決定」の流れで決まります。
【①:クローラーの巡回】
世界中のサイトを巡回してページの情報を集める
【②:ページのインデックス】
集められたページはデータベースに登録されます
【③:検索順位の決定】
ニーズや環境などに応じて、最適なページを検索結果に表示します
まず、検索エンジンは『①:クローラー』と呼ばれる仕組みで世界のサイトを自動的に巡回します。
そして、『①:クローラー』して集めたページを解析して、『②:データベース(別名:「インデックス」と呼びます)』に登録されます。
登録された『②:データベース』を元にGoogleは、独自のアルゴリズムを適用して、『③:ページの検索順位の決定』をしています。
とはいえ、SEO内部対策では、『Googleに分かりやすい情報構造を伝える』ことと、Googleのガイドラインに沿った『検索してきたユーザーニーズを満たす良質なコンテンツ(知りたい)(やりたい)』といったニーズを満たすコンテンツを提供していくのが重要といえます。
SEO内部対策テクニック10個
SEO内部対策テクニック
では、実際にSEO内部対策でできることを紹介していきます。
- ①:内部リンクの設置
- ②:『メタタイトル』『メタディスクリプション』の適切に設定
- ③:ページの表示速度を改善する
- ④:リンク切れのチェック
- ⑤:重複コンテンツのチェック
- ⑥:モバイルフレンドリーチェック
- ⑦:見出しタグ(h1~h6)
- ⑧:画像のalt属性
- ⑨:共起語を盛り込む
- ⑩:記事の質をあげる
SEO内部対策テクニック①:
内部リンクの設置
1つ目に「内部リンク」です。
内部リンクとは、サイト内にリンクを設置することです。
内部リンクの設置は、サイト内の関連ページへの移動ができるので、利便性が上がりユーザーの滞在時間もあげます。
例えば、『ロングテールキーワード → スモールキーワード』のページに誘導させるなど施策ができます。
SEO内部対策テクニック②:
『メタタイトル』『メタディスクリプション』にキーワードを設定
2つ目に『メタタイトル』『メタディスクリプション』の設定です。
『タイトル』『ディスクリプション』に「キーワード」を盛り込むことでGoogleから評価されます。
試しに[ブログ 書き方]で検索してみます。
「ブログ 書き方」での検索結果画面
また、メタディスクリプションですと、太文字になります。
※2020年11月のGoogleの仕様です
なお、検索上位のキーワードを調べるには「ツール」を使うと便利です。
以下、キーワードの調べ方を解説した記事になりますので、参考にしてみてください。
-
ブログキーワードの選定のコツ【キーワードプランナーの使い方を解説!】
続きを見る
SEO内部対策テクニック③:
ページの表示速度を改善する
3つ目に「ページの表示速度」を改善するです。
ページの表示速度が遅いことで、ユーザーの直帰率が上がりページ閲覧の機会損失に繋がりますので、ページの表示速度を少しでも改善しておくことが大切です。
ページの表示速度の改善の1つに、「画像の軽量化」があります。
以下、画像を軽量化するやり方の記事になりますので、参考にしてみて下さい。
-
WordPressで画像を圧縮する2つの簡単なやり方【ブログ運営】
続きを見る
-
【2022年】EWWW Image Optimizerの設定方法と使い方を紹介します
続きを見る
SEO内部対策テクニック④:
リンク切れのチェック
4つ目に「リンク切れのチェック」です。
リンク切れはページ先がない状態です。
リンク切れがあることで、検索エンジンが評価を下げることもあります。
なので、リンク切れがないか都度チェックをしましょう。
リンク切れの原因の1つに、サイト内のURLリンクを途中で変えてしまうことで起きます。
初期設定は、「WordPress開設後にやる初期設定」より設定を参考にしてみてください。
SEO内部対策テクニック⑤:
重複コンテンツのチェック
重複コンテンツがあることでGoogleからの評価を下げます。
また、同じコンテンツがあるとユーザーの混乱にもなります。
1記事1テーマで、サイト運営していくことがポイントです。
SEO内部対策テクニック⑥:
モバイルフレンドリーチェック
SEO内部検索のチェックをする際には、スマートフォンに最適化されたページを意識するのがいいです。
というのも、Googleはサイトがモバイルフレンドリーのページであることも評価の1つとしています。
参考サイト:検索結果をもっとモバイル フレンドリーに
とはいえ、WordPressでブログを始めた方ならテーマによって、すでにモバイル対応しているものがあります。
-
AFFINGER6(アフィンガー)を使ってみての感想【メリット・デメリットを紹介】
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見やすいフォントに設定するなどして、モバイルでサイトを見たときに「使いやすい!」と思えるサイト設計をしましょう。
SEO内部対策テクニック⑦:
見出しタグ(h1~h6)
見出しタグ(h1~h6)の階層構造を正しく設定することで、検索エンジンの理解度をあげ、読みやすいページになります。
Bad
h3>h2>h3>h4
Good
h1>h2>h3>h4>h5>h6
上記の悪い例ですと、見出しの順番がバラバラになっており、見辛いサイト構造になります。
一方で、「h1>h2>h3...」と見出しを設定するこで、みやすいサイト構造になります。
また、見出しには「キーワード」を用いてテキストで簡潔に記述しましょう。
SEO内部対策テクニック⑧:
画像のalt属性
画像のalt属性は、代替テキストの役割があります。
<img src="img.jpg" alt="">
「alt属性」は上記の赤文字の箇所です。
何かしらの不具合で画像が表示されなかった際に、alt内に記述した内容が表示されます。
SEO効果も期待できるので、alt内部にテキストの設定しておきましょう。
SEO内部対策テクニック⑨:
共起語を盛り込む
共起語は、そのキーワードに関連するワードを抽出してくれます。
上記で紹介しましたように、Googleが開発したクローラーで検索順位を決めています。
なので、関連するキーワードをページ内に含めることで、SEOの上位表示が期待できます。
とはいえ、Googleのクローラーは日々進化しているので、『関連したキーワードをたくさん盛り込む = 検索上位を獲得できる』ではないので、あくまでも参考として、共起語を調べてみるのが良さそうです
SEO内部対策テクニック⑩:
記事の質をあげる
最後に、内部対策の1番重要なのが、「良質な記事を意識して、書き続けること」が大切です。
上記で色々紹介したSEO内部対策のテクニックは、良質な記事を書くための一助であります。
SEOで検索上位にする本質的な施策は、「ユーザーの悩みを解決する」良質な記事コンテンツを提供し続けることです。
SEO内部対策で役立つツール6つ
SEO内部対策で役立つツール
最後にSEO内部施策に役立つツールを紹介します。
①:Google AdWords(キーワードプランナー)
「Google AdWords」は、「キーワード」のボリュームを調べるのに役立ちます。
なお、Google AdWordsの使い方については、「ブログキーワード選定のやり方とコツ」で紹介していますので、参考にしてみて下さい。
②:Google Search Console
「Google Search Console」は、エラーページやリンク切れを通知してくれるので、課題のあるページの発見に役立ちます。
ブログ開設後は、「Google Search Console」を設定しておきましょう。
Google Search Consoleの設定方法は、以下を参考にしてみてください。
-
【5分で完了!】ブログでGoogle Search Consoleを設定する方法【WordPress編】
続きを見る
③:Ubersuggest
「Ubersuggest」は、SEOの問題を検出してくれるのに役立つツールです。
「サイト監査」からURLを入力をして、検索をクリックします。
「ubersuggest → サイト監査」画面
すると上記の画面になり、「文字数が少ない」「メタディスクリプション」がないなど、SEOに関連する改善点を教えてくれます。
④:共起ネットワーク
狙ったキーワードに関連するワードを一括で抽出してくれるツールです。
⑤:PageSpeed Insights
ページの表示速度を測れるツールです。
画像の圧縮・軽量化などのページ速度の改善後に、改善されたか都度確認できます。
⑥:モバイルフレンドリーテスト
自分のサイトがモバイルフレンドリー(スマートフォン対応)されているかをチェックできるツールです。
まとめ:ブログSEO内部対策
まとめ:ブログSEO内部対策
以上で、「ブログSEO内部対策」について、解説しました。
最後に今回紹介しましたテクニックをまとめます。
- ①:内部リンクの設置
- ②:『メタタイトル』『メタディスクリプション』の適切に設定
- ③:ページの表示速度を改善する
- ④:リンク切れのチェック
- ⑤:重複コンテンツのチェック
- ⑥:モバイルフレンドリーチェック
- ⑦:見出しタグ(h1~h6)
- ⑧:画像のalt属性
- ⑨:共起語を盛り込む
- ⑩:記事の質をあげる
内部対策は、外部対策とは異なりすぐに対応できるSEOの施策の1つです。
今回は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。