こんな悩みに答えます。
本記事の執筆者
当ブログでは、WordPressの基本的な設定方法からアフィリエイトに関する役立つ情報を発信しています。現在では、Webディレクターとして7年間働いており、Webやブログに関する情報を分かりやすく記事にして紹介しています。
関連記事をページ内に貼ることでGoogleから評価を受けSEO効果が期待できます。
特に、ブログを始めたばかりで、内部リンクはSEO効果があると聞いて、つい内部リンクを貼りすぎてしまいます。
そこで、本記事では1ページ内にどれくらいの内部リンクを貼るのが適切なのか?多すぎるとGoogleの評価を下げてしまうのか?を考察してみました。
内部リンクのはりすぎは、Googleの評価を悪くする可能性がありますので内部リンクの貼りすぎで『評価を落としてしまっているのか?』心配な方の参考になりましたら幸いです。
なお、WordPressで内部リンクを貼る方法については、以下記事で紹介しています。内部リンクの貼り方について詳しく知りたい方はご覧ください!
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WordPressで内部リンクを貼る方法と最適な貼り方を紹介
続きを見る
内部リンクは多すぎると良くない?SEOの影響
結論として、サイト内で使う最適な内部リンク数に正解はありません。
というのも、記事のテーマによって、適切な内部リンク数は変わりますし、具体的に説明した方がいい記事によっては内部リンクを貼った方がいいからです。
なので記事内の質を求めて内部リンクが増えるのはいいと考えられます。
・Googleはサイト構造を理解できなくなる
内部リンクを貼りすぎることで、サイト構造をGoogleが理解できなくなる可能性があります。
検索エンジンGoogleは、検索ユーザーの悩みにマッチする記事をロボットを使って自動で上位表示してくれます。
ただし、大量の内部リンクがあることで、Goolgeはサイト構造を正しく理解するのが逆に難しくなる懸念があります。
以下、Googleが公表しているウェブマスター向けガイドラインの文章です。
- 1 ページのリンクを妥当な数に抑えます(最大で数千個)。
上記の内容ですと、Googleクローラーはサイトをクロールする限界があるので、適切な数の内部リンクを貼るのが望ましいと考えられます。
なので大量の内部リンクがあることで、Googleに適切にサイトの情報構造を伝えられない可能性があるということです。
まとめますと何でもかんでも内部リンクを貼るのは、本質的な方法ではないので避けましょう!
・内部リンクを使いすぎることでサイトの価値が弱まる
内部リンクを使いすぎることで、ページの価値が弱くなるということ。
以下はGoogleのジョン・ミラーのアドバイスです。
“And similar to the second question you had there, with regards to internal links doing more harm than good — yes, if you do dilute the value of your site structure by having so many internal links that we don’t see a structure anymore, then that does make it harder for us to understand what you think is important on your website.
リンクが追加されることで重要性が低下し始めます。
つまり、サイト内で何が重要かがGoogleが判断ができなくなるということです。
内部リンクを大量に貼って構造を複雑にするのではなく、サイト内で何が重要なコンテンツか?をGoogleにダイレクトに伝える構成が望ましいと考えられます。
内部リンクが最適かをチェックする3ステップ
冒頭で紹介しましたように、内部リンクを多く貼りすぎるのは、あまりオススメできません。
なので『ユーザーにとって最適な内部リンクか?』のチェックすべきことを記述しておきます。
最適な内部リンク
1. 必要のないリンクを不自然に置いていないか?
2. Googleに評価してもらいたいページへのリンクを貼る
3. リンク切れの内部リンクをなくす
1. 必要のないリンクを不自然に置いていないか?
関係のないリンクをページ内にたくさん置くのはあまりオススメしません。
特に、読ませたい記事で関係のない内部リンクを大量に置くことによってGoogleからの評価を落とす可能性があります。
具体的に、以下のような内部リンクが評価を落としそうです。
・リンク切れを起こしているリンク
・関連性の低いリンクをはる
・リンクを貼っている文字とリンク先のページが異なる
もし不自然に関係のないリンクがあれば、ユーザーがストレスを感じてユーザビリティを落とす要因になりそうです。
なので、ペルソナを想定して、どういった情報があればユーザーの悩みを解決できるかを考えて適切な内部リンクを置くのが良いのかなと。
なお、ペルソナの設定方法については以下記事で紹介していますので参考にどうぞ。
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ペルソナ設定は必要?不要?ブログ初心者がやっておくべきこと
続きを見る
2. Googleに評価してもらいたいページへのリンクを貼る
1記事の中で特に読ませたい記事、Googleに評価してもらいたいページのリンクを置くことをオススメします。
というのも、Googleに主要なページが何か?を効果的に伝えることができるからです。
もちろん、評価したいページの記事の「質」「量」がちゃんとしていることが前提になります。評価を上げたい重要なページがあればそこへのリンクを集めるのも1つの手段です。
3. リンク切れの内部リンクをなくす
ページ内にリンク切れのリンクあれば、SEO的によくないため積極的に修正しておきましょう!
ただ、サイト規模が大きくなるとリンク切れがあるページを探すのは大変ですよね。
なので、ページ内にリンク切れがないかをチェックするのに『リンク切れチェックツール』を使ってみるのがオススメです。
以下記事でリンク切れチェックツールを紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてください。
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Broken Link Checkerとは?設定方法を紹介【リンク切れもう悩まない!】
続きを見る
ユーザー目線で内部リンクを貼るのがおすすめ:まとめ
ここまで内部リンクを多く貼りすぎることで、Googleからの評価を落とすのか?について紹介しました。
結論、決められた内部リンク数はないと考えられます。
ただ、繰り返しになりますが、関係のない大量の内部リンクがあることによって、Googleからペナルティを受ける可能性がありそうです。
内部リンクを不自然に多く入れるのではなく、ユーザーの満足度が高まるようにサイト内に内部リンクを貼ってみてください!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。