こんな悩みに答えます。
本記事の信頼性
結論から言いますと、WebディレクターがJava(バックエンド言語)をガッツリ学習する必要はないです。
というのも、当たり前ですが、それはエンジニアの仕事であり、ディレクターは企画提案などの業務をしたほうがいいからです。
とはいえ、Javaなどのバックエンドの仕組みを分かっていることで、業務に活かせる領域が広がるのは間違いないかなと思っています。
そこで、本記事では、6ヶ月間Javaを学習してみて、Webディレクターが業務で活かせられるメリットについて紹介します。
そもそもJavaとは?Javaで出来ること
そもそもJavaとは?Javaで出来ること
まず、そもそもJavaとは?について、簡単に紹介します。
Javaは、現オラクルのサン・マイクロシステムズによって開発されたプログラミング言語です。
Javaのメリットは、システム開発やアプリケーション開発などに使えることです。
そのため、プログラミングの中でも人気があります。
ソフトウェア企業のTIOBEが発表した2020年12月のプログラミング言語ランキングでは、もっとも人気のある言語はCだった。2位以下にはJava、Python、C++、C#、Visual Basic、JavaScript、PHP、R、SQLが続いた。
引用:ZDNet Japan
なお、Javaについて詳しく知りたい方は、以下記事を参考にしてみてください!
>>【初心者向け】Javaとは?言語の特徴や用途を専門用語を使わず説明
※クリック後、外部リンクに飛びます
Javaのメリット
Javaを学ぶメリットは以下です。
Javaの利点
- OSを選ばない(Windows, Mac, Linuxでの動作可能)
- 全てフリーソフトであるので金をかけずに実行環境を整えられる
- オブジェクト指向
こんな感じです。
先述した通り、Webサイトに限らず『ソフトウェア開発』『家電製品などの組込みシステム開発』など、使用できる領域が多岐に渡ります。
現在プログラミング言語は、200種類以上あると言われています。
その中でJavaが人気の理由として、『汎用性の高さ + 応用力』があるからなんでしょうね!
Webアプリケーション開発に使う
Javaは、Webアプリケーション開発にも使われています。
Webアプリケーションは、Webなどのネットワークから利用できるアプリケーションソフトウェアのことです。
Javaは、バックエンド開発での処理を行うのに必要です。
例えば、ECサイトのカート機能、登録フォームなどのWebサービスがJavaで作成する場合です。
カート機能のボタンをクリックして、裏側でなんやかんやの処理をするのですが、その際にJavaが必要になる感じです。
正直、説明できる自信があまりないので、WebアプリケーションとJavaとの関係性について、以下記事を参考にしてみてください。
>>javaを使ってWebアプリを作るまでに結局なにが必要なのか。
※クリック後、外部リンクに飛びます
今でもそうですが、裏側の仕組みは、ディレクターにとってイメージしづらいのが事実です...。
しかも、Javaは日々進化しており他の言語に比べても複雑なので、キャッチアップするのが難しいです。
WebディレクターがJavaを深く理解しなくても大丈夫な理由
WebディレクターがJavaを深く理解しなくても大丈夫な理由
Javaを記述してみて思ったのが、冒頭でも書いたようにディレクターがガッツリ学習する必要ないです。
理由は以下です。
- 実務でJava言語を書くわけではない
- マーケティング・企画力の方が重要
当たり前ですが、Webディレクターは、ジェネラリストであるため、ゴリゴリにJavaコードを書くようなことは業務でしません。
なので、趣味や後々エンジニア転職を検討しているのであればいいですが、Javaの勉強に時間を費やすのは少しもったいないかなと。
むしろ、マーケティングや企画力を学習することの方が業務で活かせることが多いので、そちらに学習した方がよかったと今では思っています...。
制作は、現場の制作スタッフに任せ、ディレクターは他のスキルを磨くことにリソースを割いた方がいいと思います。(丸投げはダメですが...)
WebディレクターがJava言語を学習して得られたこと3つ
WebディレクターがJava言語を学習して得られたこと4つ
とはいっても、ディレクターがJavaを学習することは全く意味がないとも思いません。
個人的に、プログラミングスクールでJavaを学習してみて、ディレクターが得られたメリットは以下です。
- その①:エンジニアとの会話が円滑に進められる
- その②:Webの仕組みが理解できる
- その③:その他のプログラミング言語にも活かせる
その①:エンジニアとの会話が円滑に進められる
1つ目のメリットが、エンジニアとの会話が円滑に進めやすくなることです。
つまり、必要な技術や仕組みが理解できる”テクニカルディレクター”に近づけることです。
例えば、Java特有の”オブジェクト指向”、”インスタンス化”など学んでると出てくる用語が理解できるようになります。
学習前には、呪文のようにしか聴こえてこなかった用語が、なんとなくイメージできるようになります。(完璧ではありませんが...)
Webアプリケーション開発などのプロジェクトに参画する場合には、現場のエンジニアとの会話をスムーズに進めやすくなるのかなと。
その②:Webの仕組みがより理解できる
自分の手でJavaを作成してみることで、Webの仕組みが具体的にイメージしやすくなります。
というのも、ボタンをクリック後の処理など仕組みが理解できます。
実際、Javaを学習して分かったのが『プログラムを作る → 実行 → 修正 → 実行』のトライアンドエラーの繰り返しでした。
書いた記述が一発で動くことはなかったですし、思うように動作しないことがほとんどです。
その度に、ググって再度試すことを繰り返すのでJavaの理解、Webの仕組みがより深まった感じです。
漠然とWebサービスの動きだけ理解していても、手を動かしてみて始めてWebの仕組みを深く理解できます。
その③:その他のプログラミング言語にも活かせる
Javaは、人気の高い言語ですが初心者にとって難しい言語の1つと言われています。
実際、めちゃくちゃ難しいです...。
でも、Javaから学習を始めると、その他のプログラミング言語の習得ハードルが下がります。
というのも、Javaは様々な言語の元になっていると言われているので、JavaScript、PHPの記述の仕方や構造が似ています。
難しい言語ですが、先に学習しておくことでフロント側の言語にも応用が効き、理解しやすくなるのがメリットだと思います。
また、Webディレクターによっては、デベロッパーツールを使ってデバック作業をすることもあり、JSのエラー箇所がどこであるかを見つけるのにも活かしやすいです。
なので、Java言語を最初に学んでおくことで、他のプログラミング言語を学ぶハードルが下がります。
WebディレクターがJava言語を学習するメリットまとめ
WebディレクターがJava言語を学習するメリットまとめ
ここまで、色々と書きました...。
今回は、WebディレクターがJava言語を学習してみてのメリットについて、僕の体験をもとに紹介してみました。
繰り返しになりますが、WebディレクターがJavaを記述できるまでのスキルは必要ありません。
しかし、実際に、Javaを記述してみてエンジニアの凄さやWebの仕組みを深く理解できるなど多くのメリットがあるな〜と感じました。
特に、技術面の知識やスキルもある”クリティカルディレクター”は、今後より求められる人材になるのかな〜と思っています。
僕は、6ヶ月ほど学習しただけですが、Javaなど最新技術に興味をもちもっとスキルを伸ばしていけたらと思いました。
最後に、Udemyでは、Javaの講座もありますので、興味がありましたら参考にしてみてください。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。